blog h1
top > コラム
小児歯科のむし歯予防｜乳歯のむし歯が永久歯に及ぼす影響
こんにちは。
堺市北区の歯医者 江崎ファミリー歯科です。
お子さまの乳歯は、やがて永久歯に生えかわるため、「乳歯のむし歯は放置しても大丈夫」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、乳歯のむし歯は永久歯にも悪影響を与えることがあるため、早めの予防と治療がとても大切です。
今回は、乳歯のむし歯が永久歯に及ぼす影響と、小児歯科でのむし歯予防のポイントをご紹介します。
乳歯のむし歯が永久歯に与える影響
乳歯は永久歯が正しく生えてくるための重要な役割を果たしています。
そのため、乳歯がむし歯になると永久歯の歯並びや健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
永久歯の歯並びが悪くなる
乳歯には、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保する役割があります。
しかし、乳歯がむし歯で早く抜けてしまうと、隣の歯が動いてスペースがなくなり、永久歯が正しく生えてこられなくなることがあります。
永久歯がむし歯になりやすくなる
乳歯がむし歯になると、むし歯菌が口の中に増えてしまい、後から生えてくる永久歯もむし歯になりやすくなる可能性があります。
特に、乳歯のむし歯が進行し、神経まで感染が広がると、永久歯の形成にも悪影響を与えることがあるため、注意が必要です。
噛む力や発音に影響が出る
乳歯は、お子さまの噛む力を育てたり、正しい発音を習得するためにも大切な役割を持っています。
むし歯が原因でしっかり噛めなくなると、顎の発達に影響が出たり、発音が不明瞭になったりすることがあるため、早めの対策が重要です。
小児歯科でのむし歯予防のポイント
小児歯科では、乳歯の健康を守るための予防ケアを行っています。
次のような習慣を取り入れ、お子さまのむし歯リスクを減らしましょう。
毎日の正しい歯磨きを習慣化する
乳歯は永久歯よりもやわらかく、むし歯になりやすいという特徴があります。
毎日しっかりと歯を磨いて、むし歯を予防しましょう。
・歯が生え始めたらガーゼやシリコン歯ブラシで優しく拭う
・1歳半頃からは歯ブラシを使って磨く習慣をつける
・仕上げ磨きは小学校低学年頃まで保護者の方が行う
食生活を見直す
甘いものの摂取量や食べるタイミングを意識することも、むし歯予防には大切です。
おやつの内容や時間を工夫し、むし歯になりにくい環境を整えましょう。
・おやつは時間を決めて食べる（ダラダラ食べはNG）
・ジュースや飴などの糖分が多いものは控えめに
・おやつの後は水やお茶を飲んで口の中を洗い流す
歯科医院で定期検診を受ける
小児歯科では、むし歯の早期発見・早期治療を行うだけでなく、歯磨き指導やフッ素塗布などの予防ケアも実施しています。
お子さまのむし歯予防のために、3～6ヶ月ごとの定期検診を受けるようにしましょう。
お忙しい保護者の方へ
「歯のメンテナンスに行きたいけど、子どもが小さいから心配」「子どもが騒がないか心配で、なかなか歯科医院に行けない」など、お悩みを抱えた保護者の方もいらっしゃると思います。
当院は、そんな保護者の方がなるべく遠慮せずにお子さまと一緒に通っていただけるような歯科医院をめざしています。
バリアフリーやキッズスペースはもちろん、診療室は広々としているので、お子さまと一緒にご入室いただき、目の届くところで診療を受けていただけます。
また、院長も子育て経験のある母親なので、子育てに関する悩みや相談などもぜひお話しください。
お子さまのことを考え、なかなか歯科医院に行けないと感じている方にこそ来ていただき、「ここに来てよかった」と思っていただけるようにサポートいたします。
まとめ
乳歯のむし歯は、永久歯の健康にも影響を及ぼします。
そのため、早めの予防と適切なケアが大切です。
・乳歯のむし歯は、永久歯の歯並びや健康に悪影響を与える
・正しい歯磨き習慣と食生活の見直しがむし歯予防のポイント
・小児歯科で定期検診を受け、早期発見・早期治療を心がける
江崎ファミリー歯科では、お子さまが楽しく通える環境を整えています。
ぜひ、お子さまの歯の健康を守るために定期検診にお越しください。
6台分の駐車場をご用意しておりますので、お車での通院も便利です。
